洛北 神光院 [旅行]
これから書くことは2007年12月のことである。8年前の京都旅行である。写真を見て、思い出すことが多かった。
この頃までには、だいたい、京都の有名観光寺院はまわりつくしていたが、まだ京都に魅せられていた。訪れていない寺社をリストアップして、京都へ行った。
まず洛北にある神光院を訪れた。京都三弘法のひとつである。場所は、賀茂川を挟んで上賀茂神社の西側にある。
神光院バス停で降りる。毎月21日がお大師さんの日で、大変な人出だという。お参りしたのが16日だったので閑散としていた。
京都の仏教は、宗教というより、習俗である。毎日、どこかで縁日がある。
<御朱印>
この頃までには、だいたい、京都の有名観光寺院はまわりつくしていたが、まだ京都に魅せられていた。訪れていない寺社をリストアップして、京都へ行った。
まず洛北にある神光院を訪れた。京都三弘法のひとつである。場所は、賀茂川を挟んで上賀茂神社の西側にある。
神光院バス停で降りる。毎月21日がお大師さんの日で、大変な人出だという。お参りしたのが16日だったので閑散としていた。
京都の仏教は、宗教というより、習俗である。毎日、どこかで縁日がある。
<御朱印>
タグ:神光院
善福寺公園 [旅行]
井草八幡宮から南に歩くと、善福寺公園がある。ちなみに善福寺というお寺は現在は存在しない。
善福寺公園にある池からの水流が善福寺川となり、善福寺川は中野で神田川に合流し、神田川は柳橋で隅田川に合流する。
善福寺公園は道路で二分されている。井草八幡宮から行けば、右側にあるのが上の池であり、左側にあるのが下の池である。下の池は葦が生えて、草茫々である。
上の池を散策する。こちらではボート遊びもできる。
上の池を周回する。
池に鯉がいて寄ってきた。
道路を横断し、下の池に行く。
こちらの池は写真のような状態で、水生植物の宝庫である。9月は何も咲いていない。
下の池から水が公園の外へ流れている。これが善福寺川である。
善福寺公園にある池からの水流が善福寺川となり、善福寺川は中野で神田川に合流し、神田川は柳橋で隅田川に合流する。
善福寺公園は道路で二分されている。井草八幡宮から行けば、右側にあるのが上の池であり、左側にあるのが下の池である。下の池は葦が生えて、草茫々である。
上の池を散策する。こちらではボート遊びもできる。
上の池を周回する。
池に鯉がいて寄ってきた。
道路を横断し、下の池に行く。
こちらの池は写真のような状態で、水生植物の宝庫である。9月は何も咲いていない。
下の池から水が公園の外へ流れている。これが善福寺川である。
タグ:善福寺公園
井草八幡宮(杉並区) [旅行]
23日の大宮八幡宮に引き続き、同じ杉並区に鎮座する巨大な井草八幡宮を参拝した。
神職さんの説明では井草八幡宮は東京都では4番目に大きい神社だという。
東京都の神社を大きな順に並べると以下の通り。
第1位 明治神宮 (当たり前か)
第2位 靖国神社 (何かと話題の神社で気が付きにくいが第2位の規模を持つ。)
第3位 大宮八幡宮
第4位 井草八幡宮
第5位はというと、神職さんは言葉に詰まったが、府中の大国魂神社だろうという。正しいと思う。
井草八幡宮に行くには、荻窪駅からバスを利用するのが便利だ。0番バス乗り場から乗る。0番という番号のバス乗り場は珍しいのではないか。
「井草八幡宮」のバス停で降りる。大鳥居があり、長い参道が続くが、こちらが東参道である。
これが東参道である。長さ200メートルという。5年に一度、ここで流鏑馬行事が行われる。長さと広さがわかる。
境内に行くには、東参道を歩き、右に曲がる。
赤い門が見える。楼門である。
楼門を通り、境内に入る。広い境内である。
神門を通り、拝殿に至る。
まだ9月だが、七五三のお参りが始まっていて、家族が記念撮影をしていた。
帰りは善福寺公園に行くべく、北参道から出た。北参道もまた長く広い。
北参道の鳥居。手前に巨大な大灯篭がある。高さ9メートルという。
<御朱印>
神職さんの説明では井草八幡宮は東京都では4番目に大きい神社だという。
東京都の神社を大きな順に並べると以下の通り。
第1位 明治神宮 (当たり前か)
第2位 靖国神社 (何かと話題の神社で気が付きにくいが第2位の規模を持つ。)
第3位 大宮八幡宮
第4位 井草八幡宮
第5位はというと、神職さんは言葉に詰まったが、府中の大国魂神社だろうという。正しいと思う。
井草八幡宮に行くには、荻窪駅からバスを利用するのが便利だ。0番バス乗り場から乗る。0番という番号のバス乗り場は珍しいのではないか。
「井草八幡宮」のバス停で降りる。大鳥居があり、長い参道が続くが、こちらが東参道である。
これが東参道である。長さ200メートルという。5年に一度、ここで流鏑馬行事が行われる。長さと広さがわかる。
境内に行くには、東参道を歩き、右に曲がる。
赤い門が見える。楼門である。
楼門を通り、境内に入る。広い境内である。
神門を通り、拝殿に至る。
まだ9月だが、七五三のお参りが始まっていて、家族が記念撮影をしていた。
帰りは善福寺公園に行くべく、北参道から出た。北参道もまた長く広い。
北参道の鳥居。手前に巨大な大灯篭がある。高さ9メートルという。
<御朱印>
タグ:井草八幡宮
和田堀公園(杉並区) [旅行]
大宮八幡宮を参拝したあと、背後にある和田堀公園へ足を延ばす。善福寺川緑地につながる一帯である。
善福寺川を渡る。
ここが和田堀公園である。
これが和田堀池。
桜の名所という。桜の季節がよさそうだ。
善福寺川を渡る。
ここが和田堀公園である。
これが和田堀池。
桜の名所という。桜の季節がよさそうだ。
タグ:和田堀公園
大宮八幡宮(杉並区) [旅行]
9月23日。杉並区にある大宮八幡宮を参拝。
この神社は名前で誤解される。「大宮」八幡宮ですからね。大宮(さいたま市)にあると思ってしまう。さいたま市の大宮の名前の由来は、氷川神社という大きな社があったからである。ビッグな社があれば、ほかの場所でも「大宮」と呼ばれてもおかしくない。
大宮八幡宮は杉並区にある。背後に和田堀公園、善福寺川緑地帯が広がる。というよりは、緑地帯の中に神社があるという方が正しいのだろうか。
家から東横線で渋谷駅まで行き、渋谷駅から井の頭線で永福寺駅まで乗った。急行で10分しかかからなかった。永福寺駅から井の頭通りを歩き、途中で善福寺緑地へ向かい右折した。
大宮八幡宮の表参道が見える。表参道は長く、両側は鬱蒼とした樹木である。大きな神社であることが明らかで「大宮」と呼ばれるのもうなずける。これだけの規模の神社はそんなにあるものではない。
傍らに竹林が見えた。
神門を通り、境内に入る。
創建は1063年で、鎮座してから952年。武蔵国八幡一之宮とも呼ばれた。
拝殿は三嶋大社のそれと似ている。前々日に三嶋大社を参拝したので記憶は鮮明である。三嶋大社と比較すると横長である。重厚な造りであることは同じである。
日本の古来の神社の造りがこういうものであったかどうか最近疑問に思っているが、風格があり美しい。
<御朱印>
この神社は名前で誤解される。「大宮」八幡宮ですからね。大宮(さいたま市)にあると思ってしまう。さいたま市の大宮の名前の由来は、氷川神社という大きな社があったからである。ビッグな社があれば、ほかの場所でも「大宮」と呼ばれてもおかしくない。
大宮八幡宮は杉並区にある。背後に和田堀公園、善福寺川緑地帯が広がる。というよりは、緑地帯の中に神社があるという方が正しいのだろうか。
家から東横線で渋谷駅まで行き、渋谷駅から井の頭線で永福寺駅まで乗った。急行で10分しかかからなかった。永福寺駅から井の頭通りを歩き、途中で善福寺緑地へ向かい右折した。
大宮八幡宮の表参道が見える。表参道は長く、両側は鬱蒼とした樹木である。大きな神社であることが明らかで「大宮」と呼ばれるのもうなずける。これだけの規模の神社はそんなにあるものではない。
傍らに竹林が見えた。
神門を通り、境内に入る。
創建は1063年で、鎮座してから952年。武蔵国八幡一之宮とも呼ばれた。
拝殿は三嶋大社のそれと似ている。前々日に三嶋大社を参拝したので記憶は鮮明である。三嶋大社と比較すると横長である。重厚な造りであることは同じである。
日本の古来の神社の造りがこういうものであったかどうか最近疑問に思っているが、風格があり美しい。
<御朱印>
タグ:大宮八幡宮
楽寿園 [旅行]
三嶋大社から三島駅に戻る途中に楽寿園がある。天然記念物・国の名勝に指定されている。
ここは見所の小浜池の水位が問題になる。まったく水のない時もあり、やはり、それでは物足りない。9月21日の小浜池の水位は143センチだった。入口に表示されていた。大雨のおかげだったのだろう。
小浜池は水をたたえていた。
楽寿園にも水が湧き出る箇所がある。小浜池が干上がっていても、こちらは水がこんこんと湧き出ていたことがあった。ここの地下の構造はどうなっているのだろうか?
小浜池にある中の島から眺める。
タグ:楽寿園
三嶋大社 [旅行]
三嶋大社は伊豆国一宮である。JRの三島駅から10分ほど歩く。東海道沿いに鎮座する。
21日に三嶋大社を参拝したのは、古札を納めるためである。本来なら年明けに参拝して納めるはずがズルズルとのびて9月になってしまった。
三嶋大社に関心があるのは、父がこの大社の近くで育ったからである。父の生まれ故郷である。そうでなければ、普通の神社ということで、何回も参拝することはなかっただろう。
鳥居をくぐると、参道になる。
参道の両側に池がある。
池の背後に老木がある。穴らだけで、いつ倒木するかと気になるが、まだ健在である。空洞化した部分に小さなお社を置いてある。
大きな門が見える。総門である。
その先にまた門がある。神門である。
神門をくぐると、前に舞殿があり、拝殿は隠れている。
舞殿の後ろに拝殿がある。こういう配置だと、写真が撮りにくい。少し横から撮影した。参拝者は2列にきれいに並んでいた。普通、賽銭箱の前でゴチャゴチャに並ぶものだが、ここは礼儀正しい。
拝殿は重厚そのもの。ズッシリとした重量感を感じさせる。国の重要文化財に指定されている。こういう造りは江戸時代の様式である。かっての三嶋大社の拝殿・本殿は1854年の東海地震で倒壊してしまった。この拝殿は1866年に造られたもの。
1854年の地震は安政東南海地震と呼ばれている。11月4日に東海地震が、翌日の11月5日に南海地震が連続して起きた。ともにマグニチュード8.4。
三島、掛川は火災もあって全滅に近い状態になったという。
21日に三嶋大社を参拝したのは、古札を納めるためである。本来なら年明けに参拝して納めるはずがズルズルとのびて9月になってしまった。
三嶋大社に関心があるのは、父がこの大社の近くで育ったからである。父の生まれ故郷である。そうでなければ、普通の神社ということで、何回も参拝することはなかっただろう。
鳥居をくぐると、参道になる。
参道の両側に池がある。
池の背後に老木がある。穴らだけで、いつ倒木するかと気になるが、まだ健在である。空洞化した部分に小さなお社を置いてある。
大きな門が見える。総門である。
その先にまた門がある。神門である。
神門をくぐると、前に舞殿があり、拝殿は隠れている。
舞殿の後ろに拝殿がある。こういう配置だと、写真が撮りにくい。少し横から撮影した。参拝者は2列にきれいに並んでいた。普通、賽銭箱の前でゴチャゴチャに並ぶものだが、ここは礼儀正しい。
拝殿は重厚そのもの。ズッシリとした重量感を感じさせる。国の重要文化財に指定されている。こういう造りは江戸時代の様式である。かっての三嶋大社の拝殿・本殿は1854年の東海地震で倒壊してしまった。この拝殿は1866年に造られたもの。
1854年の地震は安政東南海地震と呼ばれている。11月4日に東海地震が、翌日の11月5日に南海地震が連続して起きた。ともにマグニチュード8.4。
三島、掛川は火災もあって全滅に近い状態になったという。
タグ:三嶋大社
三島 [旅行]
三島は東海道の宿場町として繁栄した、伊豆の中心地である。三島に伊豆一宮・三嶋大社がある。
JRの三島駅は三島の中心街からは距離がある。昔の宿場町の駅はこういう配置が多い。駅前は見栄えがしない。駅前に国の天然記念物に指定された楽寿園がある。
三島は東海道沿いが中心地だったが、郊外店に客を奪われ、空洞化現象が進んでいる。
三島の特徴は、なんといっても、水。清流である。富士山の伏流水が街を流れる。
駅から歩いて5分。清流を見ることができる。水鳥も眺められる。街中にこういう光景があるのは珍しい。
三嶋大社へは水辺の道を歩く。
ここにも水鳥が群れをなしている。
JRの三島駅は三島の中心街からは距離がある。昔の宿場町の駅はこういう配置が多い。駅前は見栄えがしない。駅前に国の天然記念物に指定された楽寿園がある。
三島は東海道沿いが中心地だったが、郊外店に客を奪われ、空洞化現象が進んでいる。
三島の特徴は、なんといっても、水。清流である。富士山の伏流水が街を流れる。
駅から歩いて5分。清流を見ることができる。水鳥も眺められる。街中にこういう光景があるのは珍しい。
三嶋大社へは水辺の道を歩く。
ここにも水鳥が群れをなしている。
タグ:三島
西部劇「拳銃往来」 [映画]
コスミックから新しい西部劇コレクションが発売された。有名ではない渋い作品ばかりを収録しているのが嬉しい。
ディック・パウエル主演の「拳銃往来」を見る。1948年製作。監督は、シドニー・ランフィールド。
ディック・パウエルが出演する西部劇ということで興味があった。これは西部を舞台にしているが、西部劇というよりはハードボイルド映画である。
ディック・パウエルは、1930年代はミュージカルスターだったが、1940年代にキャリアを変え、私立探偵フィリップ・マーローを演じたシリーズが人気だった。
「拳銃往来」も探偵ものである。
金輸送の護衛をしていた騎兵隊員が二人殺される。犯人を捜すべくディック・パウエルがワシントンから派遣されてくる。軍の秘密捜査官である。「拳銃往来」は犯人捜しの映画である。
町を支配するのは、酒場の女主人であるジェーン・グリアである。ジェーン・グリアの妖しい雰囲気はハードボイルド映画特有のファム・ファタールを思い起こさずにはいられない。
”運命の女”である。昔はこういう女が描かれた。女性の時代、女性登用の昨今には似合いない。時代の違いというものだ。
こういう犯人捜しの映画は辻褄があっているのかどうか気になるが、一度見ただけでは納得できないところがある。
結末があっ気ないのは、1940年代のハリウッド映画はこういうものだったと思うしかない。
「拳銃往来」は西部劇として見るよりも、ハードボイルド映画として見るほうがいいようである。久しぶりにファム・ファタールを見た気がした。
ディック・パウエル主演の「拳銃往来」を見る。1948年製作。監督は、シドニー・ランフィールド。
ディック・パウエルが出演する西部劇ということで興味があった。これは西部を舞台にしているが、西部劇というよりはハードボイルド映画である。
ディック・パウエルは、1930年代はミュージカルスターだったが、1940年代にキャリアを変え、私立探偵フィリップ・マーローを演じたシリーズが人気だった。
「拳銃往来」も探偵ものである。
金輸送の護衛をしていた騎兵隊員が二人殺される。犯人を捜すべくディック・パウエルがワシントンから派遣されてくる。軍の秘密捜査官である。「拳銃往来」は犯人捜しの映画である。
町を支配するのは、酒場の女主人であるジェーン・グリアである。ジェーン・グリアの妖しい雰囲気はハードボイルド映画特有のファム・ファタールを思い起こさずにはいられない。
”運命の女”である。昔はこういう女が描かれた。女性の時代、女性登用の昨今には似合いない。時代の違いというものだ。
こういう犯人捜しの映画は辻褄があっているのかどうか気になるが、一度見ただけでは納得できないところがある。
結末があっ気ないのは、1940年代のハリウッド映画はこういうものだったと思うしかない。
「拳銃往来」は西部劇として見るよりも、ハードボイルド映画として見るほうがいいようである。久しぶりにファム・ファタールを見た気がした。
タグ:拳銃往来
2015.9.21 三島へ [雑感]
2015年9月21日、三島大社参拝のため、三島へ行く。
新横浜~三島間だと、大人の休日倶楽部の割引切符は使えない。往復して201キロ以上でないと割引できないからだ。新横浜駅のみどりの窓口で、どの駅まで買えば割引となるのかと聞いた。片浜駅という。すらすら答えたところを見ると、こういう例が多いのだろう。
新横浜~片浜駅間の切符と行きの新幹線の自由席を購入した。
新幹線はひかり号。9時22分発。自由席は座れると思ったが、満席である。これには驚いた。新幹線で座れなかったのは初めてである。やはり、シルバーウィーク期間中のことではある。
デッキで立って三島駅まで行ったが、26分で着いた。9時48分到着。
三島駅で降りる人は多数。改札も混んでいた。駅前も人だかりがすごい。
イベントでもあったのだろうか?
富士山方面の高速バスが出ているし、西伊豆方面のバスもある。
三島だけではなく、近場の観光地は混んでいたようだ。帰りは在来線を利用したが、午後も早い時間だったのに熱海発東京行きのの電車は満席だった。
新横浜~三島間だと、大人の休日倶楽部の割引切符は使えない。往復して201キロ以上でないと割引できないからだ。新横浜駅のみどりの窓口で、どの駅まで買えば割引となるのかと聞いた。片浜駅という。すらすら答えたところを見ると、こういう例が多いのだろう。
新横浜~片浜駅間の切符と行きの新幹線の自由席を購入した。
新幹線はひかり号。9時22分発。自由席は座れると思ったが、満席である。これには驚いた。新幹線で座れなかったのは初めてである。やはり、シルバーウィーク期間中のことではある。
デッキで立って三島駅まで行ったが、26分で着いた。9時48分到着。
三島駅で降りる人は多数。改札も混んでいた。駅前も人だかりがすごい。
イベントでもあったのだろうか?
富士山方面の高速バスが出ているし、西伊豆方面のバスもある。
三島だけではなく、近場の観光地は混んでいたようだ。帰りは在来線を利用したが、午後も早い時間だったのに熱海発東京行きのの電車は満席だった。